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モバイル接続機器について知る

モバイル接続機器は、他のモバイル端末に通信接続機能を付加する機器。データ通信カード、データ通信モジュール、モバイルワイヤレスルーターの3形体がある。

こんにちは。勉介です。

ここ数回にわたりモバイル端末について学んできました。今回はモバイル機器の中のもうひとつの種類であるモバイル接続機器について勉強していきます。

モバイル接続機器とは

MCPCはモバイル接続機器を次のように定義している。

モバイル接続機器
モバイル端末としての情報処理機能は持たず、他のモバイル端末に直付けあるいは接続することにより、通信接続機能を付加する機器。

簡単に言えばモバイル端末に通信接続機能を付加するためのモバイル機器ということになるが、モバイル端末としての情報処理機能は持たないという部分でモバイル端末と明確に区別している(テザリング機能を備えたスマートフォンなど、他のモバイル端末に通信接続機能を付加する機能を持ったモバイル端末も存在するので)。

モバイル接続機器は大きく分けて「データ通信カード」「データ通信モジュール」「モバイルワイヤレスルータ」の3つに分けられる。

データ通信カード

PCのPCカード/CFカードスロットやExpress Cardスロットに挿入して利用するデータ通信専用機器。データカードとも呼ばれる。また、USB型のものもある。

公衆無線LANなどに接続するための「無線LANカード」もデータ通信カードに分類される(例:PLANEX:GW-NS300N)。

直付けするため接続にケーブルが要らないのが良い点だが利用には情報端末側にデバイスドライバのインストールが必要。また、電源を情報端末側から取るので電池が不要(充電する必要がない)というのもメリットだが、情報端末側のバッテリー駆動時間が短くなる場合がある点に注意が必要。この2点は後述するモバイルワイヤレスルータとの違いでもある。

現在ではモバイル接続機器としてはデータ通信モジュールとモバイルワイヤレスルータが一般的に使われるようになっているようで、携帯大手3社からデータ通信カードは販売されていない。

データ通信モジュール

埋込み型のモバイル接続機器。KDDIとソフトバンクは通信モジュールとそのまま呼んでいるがNTTドコモはユビキタスモジュールと呼んでいる。

代表例としてはテレメタリング用機器への組み込み。自動販売機の在庫把握、電気・ガス・水道などのメーターの検針、駐車場の入出庫の把握などが通信回線を介して遠隔から行える。

このほかには産業機器や車載機器などに組み込まれ、M2M/IoTの通信機能を提供する。

またノートPCにも組み込まれる。embedded PCと呼ばれ、単体で通信接続機能をサポートする。LTEモジュールやWiMAXモジュールを搭載した製品も販売されている。

モバイルワイヤレスルータ

モバイルルータやモバイルWi-Fiルータ、モバイル無線LANルータなど呼び方がいくつかあるが同じものを指す。

インターネット接続のWAN側の通信用として3GやLTE等の携帯電話やモバイルWiMAXの無線回線を用い、LAN側に無線LANなどの無線回線を用いて、LAN/WAN間を中継する電池内蔵ルータのこと。

携帯電話のエリア内で、無線LAN機能しか持たない携帯型ゲーム機、音楽プレイヤー、タブレット端末、ノートPC等の機器をインターネット接続させることができる。しかも複数の機器をまとめてインターネット接続可能。

PCカードスロットやUSBポートを備え、データ通信カードを差し込んで使用するものや、本体にWAN側の通信機能を内蔵し、単体で使用できるものがある。

  1. モバイル接続機器とは、他のモバイル端末に通信接続機能を付加するモバイル機器である。
  2. モバイル接続機器には、データ通信カード、データ通信モジュール、モバイルワイヤレスルータの3形態がある。

覚えたい用語

  • 無線回線
  • モバイルWiMAX
  • 無線回線
  • WAN
  • LAN
  • データ通信モジュール
  • モバイルワイヤレスルータ
  • データ通信カード
  • PCカード
  • CFカード
  • Express Card
  • 公衆無線LAN
  • 通信接続機能
  • データ通信端末
  • モバイル接続機器
  • RS-232C
  • テレメタリング

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